(ワールドマップから) | ||
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神殿騎士バルク 「…全部、バラまいたな。 「うむ、なかなかいい風だ。 これなら半日は滞空しているだろう。 十分だ。 |
16/2-07 | |
ラムザたちの足音 | ||
神殿騎士バルク 「…おやおや、こんなところで 貴様に出会うとはな。 |
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剣士ラムザ 「神殿騎士団がこんなところで 何をしているんだ? 「バラまいた…って言っていたな。 いったい何をバラまいたんだ!? |
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神殿騎士バルク 「知りたいか…? 「まあ、いいだろう、教えてやる。 今さら知ったところで 貴様には何もできないからな。 |
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剣士ラムザ 「言えッ! 何をバラまいたっていうんだッ!! |
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神殿騎士バルク 「これさ…! |
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バルク:毒玉をラムザたちの前に投げる ラムザたち:毒に感染(ステータス変化) |
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剣士ラムザ 「…毒かッ!! |
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神殿騎士バルク 「そうさ。粉末状の毒を北天騎士団の 陣地に風に乗せて散布したのさ。 「吸引した兵たちは、死にこそしないが 体調を崩して、 まともに戦えなくなるだろう! |
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剣士ラムザ 「ゴルターナ公を勝たせるのが 教皇の意志ではないはず! |
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神殿騎士バルク 「そのとおりだ。 「北天騎士団がまともに戦えなくなると すれば、南天騎士団はせん滅のために ほとんどの兵を要塞から出すはず。 「その隙に、ゴルターナ公と オルランドゥ伯を暗殺するのさ。 「もちろん、混乱に乗じてラーグ公を 討つ手筈も整っている。 「毒による混乱のおかげで ラーグ公を暗殺する方が 簡単だろうな。 |
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剣士ラムザ 「なんてことを…!! |
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神殿騎士バルク 「喜んだらどうだ? 戦争は終わるんだぜ! 「これからは、オレたちが 権力の中枢に立つんだ! …民衆もそれを望んでいるぜ! 「貴様のような貴族どもに支配される 王国なんぞ、もうご免だってな…。 |
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剣士ラムザ 「そんなことはさせない! 僕が別の方法で戦いを止めてみせる! |
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神殿騎士バルク 「そう言うと思ったぜ! |
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【勝利条件:神殿騎士バルクを倒せ!】 | ||
▼ バルクAT ▼ バルクHP=約75%以下 ▼ ラムザHP=1以上 |
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神殿騎士バルク 「貴様はこの戦いをやめさせた後、 どうするつもりなんだ? 「この腐ったイヴァリースを どうやって浄化するつもりなんだ? 「貴様だってわかっているはずだ。 腐った部分を切り捨てない限り、 同じことの繰り返しだってな。 |
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剣士ラムザ 「切り捨てることが 唯一の解決策だというのか! 「皆が皆、腐っているわけじゃない! そうじゃない人だって たくさんいるんだ! 「争いを起こさなくたって どこかに解決策があるはずだ! |
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神殿騎士バルク 「解決策なんぞあるものか! 「貴様たち貴族がいる限り、 オレたちは“搾取される側”で いなけりゃならない! 「だがな、人間が二人いたら “対等”なんて関係はないんだ! 片方は“搾取される側”なんだよ。 「だったら、オレは “搾取する側”にまわってやる! 貴様たちをけ落としてなッ! 「そのくらいの“権利”は オレにだってあるだろ? |
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剣士ラムザ 「それこそ、同じことの 繰り返しじゃないかッ! 「自分さえよければいいのか? いつか、同じような考えの人間に 滅ぼされることになるぞ! |
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神殿騎士バルク 「きれいごとばかり言いやがって、 この偽善者めッ!! |
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▼ バルクHP=0 | ||
神殿騎士バルク 「くそッ! オレは…こんなところで… 死ぬ男じゃ…ないはず…だ…… |
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バルク:絶命 | ||
剣士ラムザ 「急がなければ……。 |
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【戦闘終了】 | 43/1-13 | |
(引き続き) | ||
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オルランドゥ伯:南天騎士団騎士たちに取り囲まれている | 55/1-27 | |
オルランドゥ伯 「どういうことだ? 謀反の容疑だと? |
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南天騎士団騎士 「…お願いいたします。 おとなしく命令に従ってください。 |
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オルランドゥ伯 「ばかな。何故、この私が謀反などを 起こさねばならんのだ!? |
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ゴルターナ公:登場、オルランドゥ伯の前に立つ 南天騎士団騎士たち:跪く |
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ゴルターナ公 「…残念だよ、シド。 貴公が謀反を企てるとはな…。 |
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オルランドゥ伯 「本気でおっしゃっておいでか? …謀反など考えたこともありませぬ。 |
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ゴルターナ公:オルランドゥ伯から少し離れた場所に歩を進め、彼を見据える | ||
ゴルターナ公 「証拠があるのだよ。 「貴公が密かに教会と接触して、 私を失脚させようと働きかけている そうじゃないか。 |
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オルランドゥ伯 「ばかな!! いったい誰がそんな嘘を!! |
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ゴルターナ公 「まだ、シラを切るのかね。 「貴公の裏切りをお嘆きになった 教皇猊下がわざわざ知らせを くださったのだ。 |
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オルランドゥ伯 「閣下! それは教皇の陰謀ですぞ! |
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ゴルターナ公 「陰謀だと? …なんと畏れ多いことを。 「それこそ、証拠でもあるのか? |
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オルランドゥ伯 「閣下にお仕えして二十数年…。 その私を信用していただけないとは。 |
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ゴルターナ公:オルランドゥ伯に背を向け | ||
ゴルターナ公 「…たしかに、わしは貴公の 騎士団がなければ戦争もできん。 「本当に残念だよ、シド…。 |
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ゴルターナ公:再び振り返りオルランドゥ伯の周囲にいる南天騎士団に対し | ||
「連れて行けッ!! |
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オルランドゥ伯:南天騎士団騎士たちに連行され退場 入れ替わりに ディリータ、バルマウフラ:登場、跪く |
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騎士ディリータ 「閣下、お呼びでございますか。 |
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ゴルターナ公 「引き続き、ミュロンドとの連絡を 取り合うようにしてくれ。 「教皇の詔勅(しょうちょく)さえ 手に入れば、ラーグを失脚させること など赤子の手をひねるようなもの…。 |
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騎士ディリータ 「教皇猊下のご意志はすでに決まって おいでです。ご安心を。 |
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ゴルターナ公 「うむ、大儀であった。 「それと、南天騎士団の指揮権を 貴公に与えようと思う。 今日から貴公は聖騎士だ。 |
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ディリータ:顔を上げ | ||
騎士ディリータ 「ありがたき幸せ! |
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ゴルターナ公 「うむ、頼んだぞ、ディリータ。 貴公だけが頼りだ。 |
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騎士ディリータ 「お任せください。 |