3章 リオファネス城 (2)

(セーブをはさんで引き続き)
battle リオファネス城(リオファネス城城内)
  ラムザ:周囲を見渡し複数の騎士の死体を目にして 10/1-30
  剣士ラムザ
「これはいったい…?
 
 
  神殿騎士ウィーグラフ
「来たか…、ラムザ。
 
 
  ウィーグラフ:一歩ラムザの方へ進む  
  神殿騎士ウィーグラフ
「さあ、剣を抜け、ラムザ。
 
 
   
  神殿騎士ウィーグラフ
「どうした、抜かないのか?
 …ならば、こちらから行くぞ。
 
  剣士ラムザ
「哀れだ…。
 あなたは本当に哀れな人だ…。
「ルカヴィに魂を売ってまで
 復讐を果たしたいとは…。
 
「ミルウーダが知ったら
 さぞかし嘆き悲しむことだろう…。
 
 
  神殿騎士ウィーグラフ
「復讐だと? クククク…、
 そんなことはどうでもいい…。
「私の望みは
 そんな小さなものではない…。
 ミルウーダの仇などどうでもよい。
「私が望むのはこの世に“混沌”を
 もたらすこと…。そう…、脆弱な
 人間どもの悲鳴を聞くことだ…。
「だが、安心しろ、ラムザ。
 貴様だけは特別に
 この私が殺してやる!
 
【勝利条件:神殿騎士ウィーグラフを倒せ!】  
ラムザAT
ウィーグラフHP=約75%以下
 
  剣士ラムザ
「聖石は悪魔の石…、ゾディアック
 ブレイブは悪魔の騎士団…。
「僕らが信じてきた伝説は
 すべて嘘だった…!
 
 
  神殿騎士ウィーグラフ
「ククク…、所詮、
 “神の奇跡”などそんなものだ…。
「その時々の執政者たちが
 自分の都合の良いように
 歴史を改ざんしているだけ。
「だがな、その行為のどこに
 問題があるというのだ?
 彼らが責められる理由は何もない。
「なぜなら“神の奇跡”を望むのは
 いつでも民衆だ。
 
「何もせず、文句ばかり言い、
 努力はせず、他人の足を引っ張る…
 それが民衆というもの…。
「そうした民衆が望むものを
 執政者たちが用意する…。
 歴史などその繰り返しにすぎん。
「たしかに執政者たちは
 そうした民衆の弱い心を
 利用していたかもしれん…。
「だが、民衆もまた、利用されることに
 満足しているのだ…。
 
「“神”なんぞ、人間のもっとも
 弱い心が生み出した
 ただの虚像にすぎん…。
「それに気付いていながら
 その“ぬるま湯”に甘んじている
 奴らがいけないのだよ…。
 
  剣士ラムザ
「人間としてその弱い心を克服せずに
 聖石の奇跡に頼る貴様は何なんだ?
 
  神殿騎士ウィーグラフ
「弱い人間だからこそ
 “神の奇跡”にすがるのさ…。
「おまえこそ、自分が本当に強い人間と
 自信を持って言い切れるのか?
 
 
  剣士ラムザ
「努力はしている!
 
 
  神殿騎士ウィーグラフ
「ならば、その努力も
 もうおしまいだなッ!
 
ウィーグラフHP=約25%以下  
  神殿騎士ウィーグラフ
「く……、強くなったな……。
 
 
  ウィーグラフ:逃走  
  剣士ラムザ
「逃げるのかッ! ウィーグラフ!!
 
 
  ラムザ:ウィーグラフの姿を追おうと周囲を見回す  
  剣士ラムザ
「出てこいッ! ウィーグラフ!!
 
 
  ウィーグラフ:再び登場  
  神殿騎士ウィーグラフ
「ここで決着をつけよう…。
 
無音
  ウィーグラフ:聖石(アリエス)の力によりベリアスに変身する 17/2-19
  魔人ベリアス
『待たせたな…。
 
 
  ラムザの仲間たちの足音  
  魔人ベリアス
『仲間を呼んだか…。
 ならば、こちらも呼ぶとしようか。
『出よ、我が忠実なるしもべたちよ!
 
 
 
  アルケオデーモン3体:出現  
  魔人ベリアス
『さあ、行くぞ、ラムザ!
 おまえに魔界の力を見せてやろうッ!
 
【勝利条件:魔人ベリアスを倒せ!】  
ベリアスHP=0  
  魔人ベリアス
『うおおおおおおッ!!
 ばかな…、たかが人間ごときに…!
無音
  ベリアスたち:消滅
聖石(アリエス)だけが残る
 
  女の叫び声  
  剣士ラムザ
「アルマ!!
 
 
【戦闘終了】 43/1-13
 
(引き続き)
event リオファネス城(室内)  →記録:惨劇の痕
  アルマ:登場、惨状に驚く 59/2-12
  神殿騎士イズルード
「……う、……うう。
 
 
  アルマ:イズルードの元へ駆け寄る  
  アルマ
「しっかりして。
 
 
  神殿騎士イズルード
「……け、剣はどこだ……?
 どこにある……?
「あいつを…倒さなければ……。
 お願いだ……明かりをくれ……
 真っ暗で…何も見えない………。
 
  アルマ
「…もう大丈夫よ。
 戦わなくてもいいわ…。安心して…。
 
  神殿騎士イズルード
「……きみの兄貴…に…伝えてくれ…
 やはり…聖石は…“悪魔の力”…
「父は…、あいつは…父上じゃない…
 聖石の力によって……
 ルカヴィに……。ゲホッ!!
 
  イズルード:吐血  
  アルマ
「お願い、もう喋らないで…。
 
 
  神殿騎士イズルード
「ラムザの…
 言っていたことは…正しかった…。
「あいつを…倒さなければ……
 世界は…滅ぶぞ……
 
「皆に…伝えて……くれ……
 戦争なんて…やってる場合じゃない…
 協力して…立ち向かわないと……
「け、剣はどこだ……!
 くそ……腕が……動かない……
 
 
  アルマ
「大丈夫よ、安心して。大広間に
 『あいつ』の死体があったわ。
「兄さんが倒したのよ。
 だから大丈夫。
 あなたが戦う必要はないの…。
 
  神殿騎士イズルード
「本当か……?
 そうか……なら、安心だ……
「オレの……上着の中に……
 聖石がある……
 それを…きみの兄貴に……
 
  アルマ:聖石(パイシーズ)を取り出す  
  アルマ
「必ず兄さんに渡すわ。
 
 
  神殿騎士イズルード
「頼んだぞ………。
 
「……ふぅ、
 ………疲れた…眠い……
 …少し眠るよ……。
 
  イズルード:絶命  
  「誰だ、そこにいるのは…?
 
 
 
  ヴォルマルフ:登場、アルマを見つける  
  神殿騎士ヴォルマルフ
「そこにいたのか。
 貴様もあの世へ送ってやろう。
 
  ヴォルマルフ:ゆっくり歩み寄る
アルマ:後ずさりする
 
  神殿騎士ヴォルマルフ
「怖がらなくともよい。
 苦しまずに殺してやるから…。
 
  ベリアスの断末魔の響き  
  神殿騎士ヴォルマルフ
「なんだと…、ベリアスが
 やられたのか……?
 
  神殿騎士ヴォルマルフ
「貴様の兄はずいぶんと
 悪運が強いようだな……。
 
  ヴォルマルフ:アルマの前に立ち  
  神殿騎士ヴォルマルフ
「さあ、こっちへ来るんだ……。
 
 
  ヴォルマルフ:アルマを捕まえようとする
ヴォルマルフ所持の聖石(ヴァルゴ)が強く輝く
 
  神殿騎士ヴォルマルフ
「なぜだ…、なぜ、ヴァルゴが
 反応するのだ……?
「まさか……、貴様は……。
 
 
 
  神殿騎士ヴォルマルフ
「これはいい!
 思いがけぬ処で出会うとは…!
「あと百年は必要だと思ったぞ!!
 まさか、貴様がそうだったとはな…!
 
 
  ヴォルマルフ:アルマの腕を掴む  
  アルマ
「やめてッ!! 離してッ!!
 
 
  神殿騎士ヴォルマルフ
「安心しろ、命を奪ったりはせん。
 さあ、来るんだ!!
 
  ヴォルマルフ:アルマを気絶させ、彼女をかついで消え去る
アルマ所持の聖石(パイシーズ)、その場にこぼれ落ちて残る