2章 バリアスの丘〜イグーロス城(ダイスダーグの奸計)

(ワールドマップから)
battle バリアスの丘
  敵と対峙 1/1-12
  ルードヴィッヒの傭兵
「おまえたちが何者だか知らねぇが、
 そこにいる小僧を置いてゆけ!
「オレたちだって争いたくはねぇんだ!
 おとなしくムスタディオを引き渡せば
 手荒なマネはしないぞ! どうだ?
 
  騎士アグリアス
「そちらこそおとなしく
 引き上げたらどうだ!
「ルードヴィッヒ殿に伝えるがいいッ!
 争いに乗じて人心をたぶらかす輩は
 必ず討ち果たしてみせるとな!
 
  ルードヴィッヒの傭兵
「ならば仕方ねぇ。
 力ずくで奪うまでよ。いくぞッ!!
 
【勝利条件:すべての敵を倒せ!】  
すべての敵を倒す  
  剣士ラムザ
「何故、奴らはきみを追う?
 理由を話してくれないか?
 
  機工士ムスタディオ
「すまない…。
 今はまだ話すことができないんだ…。
 
【戦闘終了】 43/1-13
 
(引き続き)
event イグーロス  →記録:ダイスダーグの奸計
  イグーロス城執務室 70/2-02
  ダイスダーグは席に着いており、ガフガリオンは下座に立っている  
  ダイスダーグ卿
「なんとしてでもオヴェリアを
 捕らえるのだ。
「むろん、オヴェリアと行動を共にする
 アグリアスらも同様だ。
 捕らえてその場で処分せよ!
 
  剣士ガフガリオン
「ラムザもか?
 
 
  ダイスダーグ:椅子から立ち上がり、横の戸棚に置いてあるグラスを取り酒を注ぐ  
  ダイスダーグ卿
「ベオルブの名を汚すばかりか
 我らの邪魔をする愚かなヤツめ。
「現実世界の厳しさを知るには
 丁度よい機会と考え、放っておいたが
 そこまで愚鈍だとは思わなかったぞ。
 
  剣士ガフガリオン
「正義感の強さは
 親父ゆずりってことか?
 
  ダイスダーグ:グラスを持ったままガフガリオンに向かい  
  ダイスダーグ卿
「父上も甘やかしすぎた…。
 
「おとなしく従えばよし、
 抵抗するなら、そのときは
 仕方ない…。
 
  ダイスダーグ:グラスの中身を乾す  
  剣士ガフガリオン
「実の兄とは思えン台詞だな。
 胸くそが悪くなるぜ。
 
  ダイスダーグ:再び戸棚の方を向きグラスを置く  
  剣士ガフガリオン
「…しかし、ライオネルの
 枢機卿が邪魔したらどうする?
「教会がバックについたら
 ラーグ公といえども
 うかつには手出しできンぞ。
 
  ダイスダーグ:ガフガリオンの方を向き  
  ダイスダーグ卿
「それについては
 すでに手を打ってある。
「心配するな。
 
 
 
  剣士ガフガリオン
「すべて準備が整っているってワケか。
 つくづく恐ろしい人だな、アンタは。
 
  ダイスダーグ卿
「そう思うなら、少しは言葉を
 慎むんだな、ガフガリオン。
「貴公の首など
 簡単に切り離すことができるのだぞ。
 それを忘れるなよ。
 
  剣士ガフガリオン
「おいおい、よしてくれよ。
 オレはアンタの忠実なる僕だぜ。
「かの聖騎士殿のように
 頭が固いわけでもない。
 それを忘れないでくれよ。
 
  ダイスダーグ卿
「ならば、これ以上のヘマを
 踏まぬようにするのだな。
 
  剣士ガフガリオン
「それなンだが、オヴェリアの誘拐を
 どこのどいつに命じたンだ?
「オヴェリアを追いかけるとき
 ドーターで何者かに襲われたンだぜ。
 ありゃ、どういうことだ?
 
  ダイスダーグ:ガフガリオンと反対側の窓の方に向かい、外を見る  
  ダイスダーグ卿
「本物の実行犯たちは修道院の近くの
 林の中で死体で発見された。
「何者かが、我々の計画をかぎつけて
 邪魔をしようとしているようだな…。
 
「いずれにせよ、オヴェリアがまだ
 アグリアスの下にいる間は大丈夫。
 奪うチャンスはいくらでもある…。
 
  剣士ガフガリオン
「そう願いたいもンだな。