2章 オーボンヌ修道院

(セーブをはさんで引き続き)
event オーボンヌ修道院  →記録:オヴェリア追跡
  雷鳴が轟き雨が激しく降っている
ディリータがオヴェリアを誘拐した直後の状態
SE
  剣士ガフガリオン
「なンだ、ラムザ、
 さらっていった奴を知っているのか?
 
  剣士ラムザ
「…………。
 
 
  アグリアス:修道院内より登場  
  騎士アグリアス
「オヴェリア様を連れているのだ、
 そう遠くへは行けないだろう。
 
  剣士ガフガリオン
「追いかけるつもりか?
 
 
  騎士アグリアス
「当然だ! このままでは王家に対して
 顔向けができん!
 
  剣士ガフガリオン
「オレたちは手伝わンぞ。
 契約外だからな!
 
  騎士アグリアス
「正式な騎士でもない輩の手助けなど
 こちらから断る!
「自分の失敗は自分の力で補うのが
 騎士というもの。
 これは我々護衛隊の役目だ!
「行くぞ、ラヴィアン、アリシア!
 
 
 
  シモン:修道院内より登場  
  騎士アグリアス
「大丈夫ですか、シモン殿!
 
 
  神学者シモン
「…姫は、姫はどうなされた?
 
 
  アグリアス:目を伏せ頭を横に振る  
  騎士アグリアス
「申し訳ございませぬ。
 オヴェリア様は必ず私が…!
 
  神学者シモン
「い、いかん…、
 それでは…アグリアス殿が……。
 
  騎士アグリアス
「心配召されるな。騎士の名誉にかけて
 お助けすることを誓いますッ!
 
  ラムザ:アグリアスの方に進み出て  
  剣士ラムザ
「僕も、僕も行きます!
 足手まといにはなりません!
 
  剣士ガフガリオン
「何を言ってンだ!
 オレたちには関係ねぇことなンだぞ!
 
  ラムザ:ガフガリオンに向かい  
  剣士ラムザ
「確かめなきゃいけないんだ!
 この目で確かめなきゃいけないんだ!
 
  剣士ガフガリオン
「…さっきの小僧か?
 
 
  ラムザ:うなずく  
  剣士ガフガリオン
「チッ、仕方ねぇなぁ。
 どうなっても知らンぞ、オレは…!
 



 
利用する者される者
CHAPTER 3 THE MANIPULATOR & THE SUBSERVIENT
 



 
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