マンダリア平原「こいつ、まだ息があるようだぜ。
どうする？
「わかりきった質問をするな。
侯爵さえ手に入ればいいんだ。
「そうだったな。
「小僧、恨むなら
てめぇの運命を恨むんだぜ。
「…ん？
しまった、北天騎士団のやつらだッ！
「骸旅団の連中か？
誰か襲われているようだな…？
１．骸旅団せん滅が僕らの任務だ！
２．彼を助けるのが先決だ！
「骸旅団せん滅が僕らの任務だ！
目の前の敵だけを考えろ！
「本気か、ラムザ？
彼を見殺しにするつもりなのか！？
「きみは見殺しにするような戦い方を
するつもりなのかい？
「……助けてみせるさ。
「北天騎士団の名誉を傷つけては
ならない！ 彼を助けるのが先決だ！
「…援軍か？
た、助かった。
▼ １を選択
「こ、侯爵様を……助けなければ……。
▼ ２を選択
「…く、クソッ！
こんなトコでくたばるなんて……。
▼ アルガスHP=0
▼ １を選択
「…まだ、息がありそうだな。
よし、彼を助けよう！
▼ アルガスHP=1以上
「大丈夫か？
「なんとかな…。
しかし、侯爵様が……。
「侯爵？ ランベリーの領主、
エルムドア侯のことか？
「ああ、そうだ。
おまえらは……？
「僕らはガリランド士官アカデミーの
士官候補生だ。
「きみの力になれると思うよ。
詳しく話を聞かせてくれ。
マンダリア平原 →記録：剣士アルガスとの出会い「オレはアルガス…。
ランベリー近衛騎士団の騎士…だ。
「騎士…？
「…いや、騎士見習いさ。なんだよ、
おまえらだって一緒じゃねぇか。
「僕はラムザ・ベオルブ。
こっちは親友のディリータだ。
ディリータ：アルガスに会釈
「ベオルブって……
あの北天騎士団のベオルブ家か？
なんてラッキーなんだ、オレは。
「？？？
ラムザ：半歩退く
「お願いだ。侯爵様を助けるため
北天騎士団の力を貸してくれ！
「どういうことだ？
「侯爵様はまだ生きている！
やつらに誘拐されたんだ！
侯爵様がやつらに殺されちまう！
そうなったら、オレはいったい…。
間をおいて、再びラムザの両手を握る
「だから、頼む！ 手を貸してくれ！
お願いだ！
「まあ、落ちつけよ。
死ぬと決まったわけじゃないだろ？
「骸旅団だって、誘拐したからには
何か狙いがあるはずだ。
何かの要求があったかもな。
「それに僕らだけじゃ
どうしようもないよ。
「だいたい、エルムドア侯が
誘拐されたんだ。イグーロスじゃ
今頃、大騒ぎだよ。きっと。
「まずは、イグーロスへ行き
報告するのが先決だ。
アルガス：両手を離し
「わかった。そうしよう。