プロローグ

event オーボンヌ修道院  →記録:王女の祈り
  礼拝堂にて
オヴェリア:祈っている
シモンとアグリアス:傍らに佇んでいる
51/1-07
  …我ら罪深きイヴァリースの子らが
神々の御力により救われんことを。
 
  女騎士
「さ、出発いたしますよ、オヴェリア様。
 
 
  オヴェリアと呼ばれた娘
「もう少し待って、アグリアス…。
 
 
  アグリアスと呼ばれた女騎士
「すでに護衛隊が到着しているのです。
 
 
  神父
「姫様、アグリアス殿を困らせては
 なりませぬ。さ、お急ぎを…。
 
  ガフガリオン、ラムザ、ラッド:登場  
  黒鎧の剣士
「まだかよ!
 もう小一時間にもなるンだぞ!
 
  騎士アグリアス
「無礼であろう、ガフガリオン殿。
 王女の御前ぞ。
 
  ラムザたち:敬礼  
  ガフガリオンと呼ばれた剣士
「これでいいかい、アグリアスさんよ。
 
「…こちらとしては一刻を争うンだ。
 
 
 
  騎士アグリアス
「誇り高き北天騎士団にも
 貴公のように失敬な輩がいるのだな。
 
  剣士ガフガリオン
「辺境の護衛隊長殿には十分すぎるほど
 紳士的なつもりだがね…。
「それに、オレたちは
 北天騎士団に雇われた傭兵だ。
 あんたに礼をつくす義理はないンだ。
 
  騎士アグリアス
「なんだと、無礼な口を!
 
 
  オヴェリア:祈りを止め立ち上がり  
  王女オヴェリア
「わかりました。参りましょう。
 
 
  オヴェリア:シモンの前に歩み寄る  
  神父
「どうかご無事で。
 
 
  王女オヴェリア
「シモン先生も。
 
 
  手負いの女騎士:登場
シモン:彼女を助け起こし支える
52/1-08
  女騎士
「アグリアス様…、て、敵がッ!
 
 
  神学者シモン
「ゴルターナ公の手の者か!?
 
 
  アグリアス:退場  
  剣士ガフガリオン
「…ま、こうでなければ
 金は稼げンからな。
「なんだ、ラムザ、
 おまえも文句あるのか…?
 
 
  剣士ラムザ
「…僕はもう騎士団の一員じゃない。
 あなたと同じ傭兵の一人だ。
 
  剣士ガフガリオン
「…そうだったな。
 
「よし、行くぞッ!
 
 
 
  ラムザたち:退場  
  王女オヴェリア
「神よ……。
 
 
 
(引き続き)
battle オーボンヌ修道院(修道院外)
  降雨の中、雷鳴が轟く
アグリアスたち:敵と対峙

52/1-08
  騎士アグリアス
「黒獅子の紋章だと…!?
 
「ばかな…! ゴルターナ公は
 いったい何を考えているのだ!
 
「ここまでして、
 戦争を起こしたいのかッ!!
 
  ゴルターナ軍騎士
「そこの女ッ!
 無駄な抵抗はやめておけ!
「おとなしく王女を渡すんだ!
 さもなくば、その奇麗な顔に
 傷がつくことになるぞッ!
 
  ラムザたち:登場  
  剣士ガフガリオン
「フン、真正面から攻めてくるとはな。
 ゴルターナ軍も能無しばかりだぜ!
 
  騎士アグリアス
「ならば、ここは我々だけに
 任せておくのだな!
 
  剣士ガフガリオン
「それでは金が稼げンのだよ!
 
「ラッド、ラムザッ!
 オレについてこいッ!!
 
 
【勝利条件:すべての敵を倒せ!】 12/1-09
ガフガリオンAT  
  剣士ガフガリオン
「いいか、一人残らず殺るぞッ!
 生きて奴らを帰すなッ!
 
  騎士アグリアス
「何を言うか!
 奴らを殺す必要はないッ!
「ここで奴らを殺してしまっては
 まさにゴルターナ公の思うつぼ!
 追い返すだけでいいッ!
 
  剣士ガフガリオン
「そんな器用なマネができるもンかッ!
 
 
すべての敵を倒す  
  女性の悲鳴 SE
  王女オヴェリア
「離しなさいッ!
 
 
  騎士アグリアス
「しまった!!
 
 
  アグリアス:修道院内に戻る
裏口よりオヴェリアとディリータ登場
オヴェリア:後ろ手に縛られている
 
  ゴルターナ軍騎士
「こっちへ来るんだッ!
 おとなしくしないかッ!!
 
  王女オヴェリア
「誰が貴方の言いなりに…!
 
 
  オヴェリア:もがく  
  ゴルターナ軍騎士
「うるさいお姫さまだ。
 
 
  ディリータ:オヴェリアを気絶させチョコボに騎乗
アグリアス:裏口より登場
 
  騎士アグリアス
「ま、待てッ!!
 
 
  ゴルターナ軍騎士
「悪いな…。
 恨むなら自分か神様にしてくれ。
 
  ディリータ:逃走
アグリアス:へたりこむ
 
  騎士アグリアス
「…なんてことだ。
 
 
  ラムザ:ディリータを見送って  
  剣士ラムザ
「……ディリータ??
 
「生きていたのか、ディリータ?
 …でも、どうしておまえが
 ゴルターナ軍にいるんだ…?
「どうして…?
 
 
 
  雨足が強くなる