(ワールドマップから) | ||
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マラークとラファ:対峙 | 2/1-39 | |
異国の風貌を持つ魔道士 「自分が何を言っているのか わかっているのか、ラファ!! |
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ラファと呼ばれた魔道士 「兄さんこそ、わかっていない! 「私たちは道具じゃない! 人殺しの道具じゃないのよ! 「あそこにいたら死ぬまで 私たちは“道具”として 扱われることになるのよ! 「ね、行こう、マラーク兄さん。 一緒に逃げよう! |
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マラークと呼ばれた魔道士 「戦争で親を失ったオレたち兄妹が 生きてこられたのは誰のおかげだ! 「あのとき拾われていなかったら オレたちはきっと 野垂れ死んでいただろう…。 「大公殿下はオレたちを 可愛がってくれた…。 その恩を仇で返すつもりか!! |
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ラファ:首を横に振る | ||
ラファと呼ばれた魔道士 「兄さんは騙されているのよ! 「…私は聞いてしまった。 戦火に乗じて村を焼き払ったのは バリンテン大公なのよ! 「何故だと思う? あいつは私たち一族だけが知っている 一子相伝の秘術を手に入れるため。 「私が受け継いだ天道術と 兄さんの天冥術、この二つの術を 手に入れるため村を焼いたのよ! 「私たちの父さんや母さんを 殺した張本人はあいつなのよッ!! 目を覚まして兄さんッ!! |
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マラーク:ラファを平手打ちする | ||
天冥士マラーク 「バカなことを言うなッ!! |
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天道士ラファ 「…兄さんだって知っているでしょ? 「私があいつに何をされたか…! 「知っているクセにッ!! |
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天冥士マラーク 「それ以上言うな! それ以上言うと、オレはおまえを…! |
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リオファネス軍忍者:登場 | ||
リオファネス軍忍者 「こんなところにいたのか、マラーク。 そろそろヤツがやって来るぞ。 |
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リオファネス軍の一群:登場、配置につく | ||
天冥士マラーク 「わかっている。準備は万全だ…。 |
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天道士ラファ 「兄さん……。 |
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ラムザたちの足音 | ||
リオファネス軍忍者 「来たぞ! 異端者ラムザだ! |
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ラファ:ラムザたちの方に走る | ||
天冥士マラーク 「ラファ!! |
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天道士ラファ 「助けてッ!! |
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【勝利条件:天道士ラファを救助せよ】 | ||
▼ ラファHP=0 | ||
天道士ラファ 「に……、兄さん……。 |
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天冥士マラーク 「クッ…!! |
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ゲームオーバー | 50/1-33 | |
▼ マラークHP=約20%以下 …………条件(1) |
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天冥士マラーク 「チッ、 退散しなければならないなんて! |
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マラーク:逃走 | ||
▼ 条件(1)をクリア ▼ ラファHP=0 |
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天道士ラファ 「に…、兄さん……、助けて……。 |
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ゲームオーバー | 50/1-33 | |
▼ ラムザAT ▼ マラーク存在 …………条件(2) |
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剣士ラムザ 「おまえはあの時のッ! 「…リオファネス城で 待っているんじゃなかったのかッ!! |
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天冥士マラーク 「あれは大公殿下の言葉を 伝えたまでのこと! 「おまえごとき剣士など 神殿騎士団の力を借りなくとも 倒せることを証明してやる!! |
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▼ 条件(2)をクリア ▼ マラークAT ▼ ラムザHP=1以上 ▼ リオファネス軍忍者(特定)HP=1以上 |
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リオファネス軍忍者 「マラーク、いったいこれは どういうことだ!? 「ラファはオレたちを裏切ったのか!? |
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天冥士マラーク 「ラファのことは気にするな! 妹の始末はこのオレがつける!! 「おまえはラムザを 殺すことだけ考えていればいい! |
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リオファネス軍忍者 「しかし、大公殿下には どう説明するつもりだッ!? |
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天冥士マラーク 「余計なことを考えるなと 言っているだろ! 「ラファのことを大公殿下に一言でも 喋ってみろ! 二度とその口で 息を吸えないようにしてやるッ! |
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剣士ラムザ 「妹だと? 妹を殺すというのか!? |
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▼ すべての敵を倒す | ||
剣士ラムザ 「大丈夫かい? |
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天道士ラファ 「え、ええ…。ありがとう…。 わ、私は……。 |
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剣士ラムザ 「奴らが戻ってきたら厄介だ! とにかく今は身を隠そう! |
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【戦闘終了】 | 43/1-13 | |
(引き続き) | ||
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天道士ラファ 「バリンテン大公の狙いはただ一つ。 畏国王の座よ。 「“武器王”と異名を取るほどの強力な 兵器を開発したり、数多くの魔道士を 育成したりするのもそのためなの。 |
73/1-14 | |
剣士ラムザ 「王家と血縁関係にある大公殿下を そそのかす奴らがいるんだよ。 「ラーグ公とゴルターナ公を亡き者にし 摂政の座を大公殿下に、 そのお膳立てをする…という奴がね。 |
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天道士ラファ 「なぜ、あなたは“異端者”の汚名まで 受けて戦うの? 「ううん、もちろん理由を知っている。 でも、やつらを倒したとしても 誰にも感謝されないわ。 |
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剣士ラムザ 「僕は誰かに感謝されるために 戦っているわけじゃない。 「ベオルブの名を継ぐ者である以上、 自分の名誉と誇りのために 戦っている…。 |
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天道士ラファ 「それはウソね…。 あなたはそんな人じゃない。 「あなたは目の前で繰り広げられている 不正や悪事を見捨てておけないだけ。 そこに代償なんて求めない…。 |
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ラムザ:首を横に振る | ||
剣士ラムザ 「それは買いかぶりすぎだよ。 僕はそんなに立派な人間じゃない。 「…それより、きみはどうする? 僕は妹のアルマを助けるために リオファネスへ行かねばならない。 「でも、きみはやっとの思いで 逃げ出してきたんだろう? |
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天道士ラファ 「兄さんを連れ出さなきゃ……。 |
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剣士ラムザ 「…どうして、彼ときみが 争っているんだ…? |
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間 | ||
天道士ラファ 「私たちは五十年戦争で親や住む処を 失った戦争孤児なの…。 「今でも忘れない…。死臭のただよう ガレキの山の中を、食べ物を求めて さまよい歩いたあの日々を…。 「そんな私たち兄妹を拾って 育ててくれたのがバリンテン大公。 神様って本当にいるんだと思ったわ。 |
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剣士ラムザ 「大公殿下は戦争孤児のために 孤児院など数多く建設されている。 「その裏側で“才”を持った子供を プロの暗殺者に仕立て上げるために 英才教育をほどこす…。 「それがきみたちというわけか…。 |
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天道士ラファ 「私たちガルテナーハ一族には 一子相伝の“秘術”があるのよ…。 「私が受け継いだ天道術と 兄さんの天冥術…、この二つの術は どの魔法体系とも異なる技…。 「あいつはそれが欲しかった。 だけど、一族の長老は協力を拒んだ。 だから、あいつは村を焼いた…。 「自分のものにならないのなら いっそのことこの世から 消してしまおう…そう考えたのね。 「戦争孤児たちの中に私たち兄妹を 見つけた時、あいつは心の底から 喜んだことでしょうね。 |
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剣士ラムザ 「その事実に気付いたきみは 逃げようとしたってわけか…。 |
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ラファ:うつむく | ||
天道士ラファ 「そんなことを知らない私と兄さんは 本当の父親のように慕ったわ。 「それなのに……!! |
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剣士ラムザ 「…………。 |
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マラークの声 「こんなところに潜んでいたのか…! |
54/1-31 | |
ラムザ、ラファ:慌てて立ち上がり、辺りを見回す | ||
天道士ラファ 「マラーク兄さん! |
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カエル:登場 ラムザ:身構える |
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マラークの声 「聞けッ、異端者ラムザよ! リオファネス城へ急げ! 「さもなくば、おまえは 物言わぬ屍(しかばね)となった妹と 対面することになるぞ! |
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剣士ラムザ 「アルマに指一本でも触れてみろ! ただではおかないぞ! |
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マラークの声 「ラファよ、おまえも一緒に来るのだ! 「もし、従わぬ場合は おまえのせいでラムザの 妹が死ぬことになる!! |
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天道士ラファ 「卑怯よ、兄さん! 彼らとは関係ないじゃないッ!! |
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マラークの声 「これは警告ではなく命令だ! わかったな!! |
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カエル:自爆 | ||
天道士ラファ 「行きましょう、ラムザ! |
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剣士ラムザ 「すまない、ラファ。 僕らのために…。 |
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天道士ラファ 「あなたが謝ることじゃないわ。 気にしないで。 |